日本酒ってどんなお酒?
世界でも希少でも発酵方法で造る米を原料とした醸造酒。
日本酒は米を原料とした醸造酒である。醸造酒とは、原料となる米など穀物や果実などをアルコール発酵させる事によって生まれるシンプルな酒質のことです。
蒸留などの工程がないため、原料そのもの味わいがダイレクトに反映されるお酒なのです。
日本酒と同じく醸造酒に分類される酒には、ワインやビールなどがあるが、その発酵方法はそれぞれ異なります。
ワインの場合は、原料となるブドウの果実に糖分が含まれている為、そのまま発酵させることができる。一方で日本酒やビールには、原料となる穀物のデンプン質を糖分に変える「糖化」の作業が大切なんです!
ビールでは糖化と発酵は別々に行われている。日本酒の場合は一つのタンクの中で糖化と発酵が同時に行われている。このことを並行複発酵という。
糖化と発酵を同時に行う並行複発酵は、実に複雑な工程を踏みます。
まず、原料となる米を磨き、糖化に必要な菌を増やすために、麹を作り、さらに発酵のスターターとなる酒母を作る。その酒母に麹や蒸し米、水を仕込んで行くのだが、通常、仕込みは3回に分けて行う。まんべんなく糖化と発酵が進むようにする。
細やかな作業の積み重ねによって、徐々に米を発酵させ日本酒へと醸していくのです!!
日本酒造りは高い醸造技術となる緻密な作業。その繊細な造りから、世界中のどの酒とも異なり、日本酒独自の奥深い味わいが生まれるのである。
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